一般財団法人 国際協力推進協会
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-12
紀尾井町福田家ビル3階

マーシャル諸島財務・銀行・郵政大臣招待計画

マーシャル諸島財務・銀行・郵政大臣招待計画
(左から:ヤマグチ=エリオウ財務・銀行・郵政次官、南洋貿易太宰専務取締役(当時)、ポール大臣)

2026年3月28日(土)から4月5日(日)まで、APICはマーシャル諸島共和国のデビッド・ポール財務・銀行・郵政大臣を訪日招待しました。同大臣には、マリー夫人(医師であり、独立前の国連信託統治下の米国による核実験の被曝者へのプライマリー・ヘルスケアを行うプログラムの管理者)とヤマグチ=エリオウ財務・銀行・郵政次官が同行しました。

滞在中、堀井巌外務副大臣との会談のほか、日本・マーシャル諸島友好議員連盟主催の昼食会が開催され、堀井副大臣、英利アルフィア外務大臣政務官、藤井比早幸元外務副大臣、中山展宏元外務大臣政務官、そして後半からは田中和徳会長が出席し、交歓しました。また、財務省で西方建一副財務官及び武田一彦国税庁審議官(国際担当)と税制改革や税務行政について意見交換があり、その後、埼玉県和光市の税務大学校を訪問し、施設を視察すると共に、山根英一郎校長と税務職員の育成や両国間の協力について意見交換を行いました。

◆APICによるオリエンテーション・ブリーフィング

30日(月)、田中常務理事等から、今回のプログラム内容について説明しました。

◆国際協力機構(JICA)訪問 

31日(火)午後、JICA本部を訪問し、大洋州担当の早川友歩理事と会談しました。早川理事からは現在進行中のものを含むJICAによる協力事業の説明を受け、大臣からは海外協力隊を含むJICAによる協力に謝意を示し、明年開催予定の太平洋・島サミット(PALM)に向けた協力案件に関し双方で協議していくことで一致しました。

JICA早川理事との会談にて

◆南洋貿易との意見交換

太平洋地域で広く日本製品の輸出や経済協力事業に取り組む南洋貿易株式会社の太宰雅一専務取締役(当時)から、日本食料品のスーパー等への供給や、同社が参画している経済協力案件につき説明を受けました。大臣からは、日本政府によるODA案件に加え、マーシャル諸島政府や国際機関によるプロジェクトや調達案件に同社が直接参加する提案がありました。

◆ビング駐日大使夫妻主催夕食会

同日夜、アレクサンダー・ビング駐日マーシャル諸島共和国大使夫妻主催の夕食会が都内で開かれ、夫人と出席した大臣は都内在住のマーシャル諸島出身者から日本での生活について聞いたり、最近の同国事情について説明があったり等、和やかな雰囲気で交歓をしました。

◆財務相・国税庁・税務大学校訪問

4月1日(水)は、今回の訪日の最大の目的と大臣が位置付けていた、財務省、国税庁、及び税務大学校を訪問しました。

午前中は、初めに財務省の西方建一副財務官との間で、マーシャル諸島が現在進めている税制改革に関連して、日本の消費税導入の経験や、マネーロンダリング対策の重要性、デジタル通貨の問題点等について意見交換しました。また、大臣からは、昨年の太平洋財務相会合で、加藤財務大臣(当時)が太平洋島嶼国で撤退が進みつつある国際決済を行うコルレス銀行問題への対処について、日本の協力姿勢を高く評価し、その具体化への期待を述べました。

続いて武田一彦国税庁審議官(国際等担当)と、マーシャル諸島の税制改革を進めるにあたり、税務職員の人材育成や情報交換等の協力を進めていくことについて意見交換しました。午後訪れた税務大学校では、山根英一郎校長から日本の税制と税務職員の育成や研修についての説明を受けると共に、研修中の模様を見学し、今後マーシャル諸島の税務職員人材育成の面で、同大学校が諸外国に対して行っている、JICAやOECDによる研修の活用の可能性につき意見交換を行いました。

西方副財務官との会談にて

◆国際機関太平洋諸島センター斎藤所長によるブリーフィング

2日(木)午前、国際機関太平洋諸島センター(PIC)斎藤龍三所長が、PICによる日本と太平洋島嶼国間の貿易・投資振興のための諸活動、中でもこれまで対マーシャル諸島に関して行われて来た支援活動について説明しました。大臣からは、今後、特に出身のクワジェリン環礁イバイ島でのPIC事業に対する期待と、同国企業との連携に向けた協力の意向が示されました。

◆太平洋諸島研究所黒崎所長・東海大学准教授による表敬

同日午後、太平洋諸島研究所所長でもある、黒崎岳大東海大学観光学部准教授の表敬を受けました。黒崎准教授は、20年程前に在マーシャル諸島共和国日本大使館に勤務した際に、外務貿易省の幹部であった同大臣とも親交があり、また、つい数か月前にミクロネシア連邦に出張した際、同じ航空便に乗り合わせるという偶然もあり、今次訪日の際の再会を双方が多としていました。大臣は太平洋島嶼国の政治・経済を専門とする黒崎准教授との間で、マーシャル諸島の最近の政治・経済情勢等について、率直な意見交換を行いました。

堀井外務副大臣との会談にて

◆堀井巌外務副大臣との会談

同日夕刻、大臣は外務省に堀井巌副大臣を訪れ、約30分間会談を行いました(以下、外務省HP「堀井外務副大臣とポール・マーシャル諸島共和国財務・銀行・郵政大臣との会談」より)。

冒頭、堀井副大臣から、自由、民主主義、基本的人権、法の支配等の価値と原則を共有し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた重要なパートナーであるマーシャル諸島との関係を一層強化していきたい旨述べました。ポール大臣からは、これまでの日本からの協力に感謝の意が示されました。

続いて、両者は、遺骨収集事業の実施を含め、二国間の緊密な連携を継続するとともに、来年に日本で開催予定の第11回太平洋・島サミット(PALM11)に向けて連携していくことを確認しました。

堀井外務副大臣との会談にて

◆APIC主催夕食懇談会

田中常務理事が重家理事長の代理で、大臣夫妻を主賓とする夕食懇談会を催しました。

夕食会にはビング大使やアデルバイ駐日パラオ大使(パラオ生まれ・育ちの大臣夫人と親戚であるとその場で判明)、今次訪日での訪問・会談相手に加え、奥山爾朗外務省PALM担当大使、小林泉太平洋協会理事長(大阪学院大学教授)等が出席し、大臣夫妻が出席者と会話を楽しまれ非常に盛り上がったものとなりました。

APIC主催夕食懇談会にて

◆京都視察と関西空港からの離日

4日(土)に、大臣一行は京都に移動し、京都観光と共に、有馬温泉(兵庫県)に足を伸ばし、温泉を体験しました。また、同日夜は、外務省の三澤康関西大使主催による夕食会が開催され、翌5日(日)帰国の途につきました。

WHAT'S NEW

- 2026.9.10 EVENTS
マーシャル諸島財務・銀行・郵政大臣招待計画を更新しました。

- 2026.9.10 EVENTS
バヌアツ気候変動適応・気象・地象災害・エネルギー・環境・国家災害管理大臣招待計画を更新しました。

- 2026.9.10 EVENTS
フィジー公共事業・気象サービス・運輸大臣招待計画を更新しました。

- 2026.7.16 EVENTS
第430回早朝国際情勢講演会を更新しました。

- 2026.7.31 GREETINGS
理事長挨拶を更新しました。

- 2026.6.18 EVENTS
第429回早朝国際情勢講演会を更新しました。

- 2026.5.14 EVENTS
第428回早朝国際情勢講演会を更新しました。

- 2026.4.16 EVENTS
第427回早朝国際情勢講演会を更新しました。

- 2026.3.19 EVENTS
第426回早朝国際情勢講演会を更新しました。

- 2026.2.20 SCHOLARSHIP
APICの留学生たちが広島にて国内研修を更新しました。

All Rights Reserved. Copyright © 2008-2026, The Association for Promotion of International Cooperation.