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第322回カントリー情報早朝講演会

第322回カントリー情報早朝講演会

平成28年2月18日
講師:外務省 日露関係担当日本政府代表兼特命全権大使 原田親仁氏
演題:「最近のロシア情勢と日露関係」


1. 日時:2016年2月18日(木)
     午前8時30分~10時00分
2. 講師:原田親仁氏
     外務省 日露関係担当日本政府代表兼特命全権大使
3. 演題:「最近のロシア情勢と日露関係」
4. 場所:ホテルオークラ東京

5. 概要
 講演では、原田大使より、ロシア情勢と日露関係について興味深いお話があった。

インターン学生の声

APICでは、国際協力について大学生の理解を深めるため「APICインターン制度」を設けています。2月18日のAPICカントリー情報早朝講演会を傍聴して、次のような印象記を寄せました。

「最近のロシア情勢と日露関係」を傍聴して


 「最近のロシア情勢と日露関係」と題された今回の早朝講演会では、日露外交の最前線に立つ原田大使(前駐露大使、日露関係担当日本政府代表兼特命全権大使)より昨今のプーチン大統領の支持率の動きや経済状況、そして外交関係に関してお話があり、それぞれが与える影響や複雑に絡み合う国々の意図について理解を深めることができた。さらに、北方領土問題を始めとする今後の日露関係に関する説明もあった。以下、私が最も関心を持ったことについて今回の講演を聴いた上でまとめてみたいと思う。

 近年の日露関係は、大幅に進展することもないが着実に前に進んでいるとのことであった。日露相互にとって、特に安全保障の面での協力は欠かせず、双方の姿勢は前向きであるという。一方、両国の間には領土問題やウクライナ情勢、シリア情勢をめぐる動きにおいてより対話が求められている。今月15日に行われた日露次官級協議において、安倍首相のロシア訪問に向け具体的な日程が調整されたことからもわかるように、両国の対話の環境は整えられつつある。原田大使のお話では、両国間の課題を解決するために対話の重要性が強調されていたが、さらにその対話のタイミングを計ることも大切なのだと学んだ。そこには、二国間のみならず、両国を取り巻く環境の変化をしっかりと見定め、対話を設ける必要があるのだという意味が隠されていたのだと思う。

 2018年に行われる次の大統領選挙を見越し、プーチン大統領は内政においてますます力を注ぐものだと考えられる。両国首脳対話の実現へと着実に進んでいる中、今後日露関係がどのように進展していくのか両国の動き、そして両国を取り巻く環境に注目して日々のニュースに耳を傾けていきたいと思う。

(参考)
日本経済新聞「首相の訪ロ日程、日ロ次官級が詰めの協議」(2016年2月19日閲覧)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H0I_V10C16A2EAF000/


インターン生
上智大学2年 松河晴佳

(※このインターン生の印象記は、講師の意見やAPICの意見を反映したものではありません。)



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