2018年春期 APIC短期インターンシップ
(左から:山本明日香(上智大学2年)、APIC佐藤昭治常務理事)
上智大学インターンシップ科目は、夏期及び春期の授業休業期間中に約一ヵ月の就業体験を行い、併せて事前・事後講義への出席や課題提出を行うことで単位が付与される、上智大学の正式な授業科目のひとつです。 APICでのインターンシップでは、電話・来客対応や文書作成などの一般的な業務はもちろんのこと、外務省幹部などを講師に招いて行う講演会の運営や外国からの要人招待の際のアテンド補助など、様々な業務を体験します。
【村上洋 APIC理事(味の素株式会社 社外監査役)へのインタビュー】
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【インターンを終えて】
APICのインターンへ参加を希望したのは、国際協力に携わる組織の一員とさせていただくことで国際協力に対する理解を深めたいと思ったからでした。実際インターンを通して得たものは、国際協力や業務内容についての理解だけではありませんでした。この一ヵ月間の最も大きな収穫は、学びと経験の大切さに改めて気付けたことだと思います。
村上洋理事へのインタビューで、“fail fast, fail cheap, failsmart”とアドバイスを頂きました。若いうちは失敗しても取り返しがきくから、そこから何かをつかみ取れる限り何事にも進んでチャレンジしなさい、という意味です。春休みの過ごし方が無限にある中でもインターンの参加を決意したことは、私にとってひとつのチャレンジでした。挑戦したことで、日本と太平洋島嶼地域・カリブ海地域との協力関係を知ることができ、インタビュー記事を作成する中でアポイントメントの取り方や質問事項の作成などといった事前準備から実際の記事執筆までの一連の流れを学びました。また、佐藤常務理事(兼上智大学客員教授)と日々お話しする中で、読書や大学の授業で自分の知識を蓄え、その知識をもとに自分の頭で考えることの大切さに気付かされました。
私がインターンから多くのことを学び得たように、経験した者にしか体得できない学びはたくさんあります。今後は授業等で知識を得るのと同時に、失敗を恐れず多くのことを経験することによって学びを深めていこうと思います。そして豊富な知識や経験が、国際協力に携わる上で重要な多角的な視点や価値観を理解し行動することにつながると考えています。
最後に、APICの皆様をはじめ、学びと経験の場を与えてくださった全ての方々に感謝いたします。
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