一般財団法人 国際協力推進協会
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2016年夏期 APIC短期インターンシップ

2016年夏期 APIC短期インターンシップ
(左から高橋晴子(上智大学2年)、兼子美帆(上智大学2年)、APIC佐藤嘉恭理事長、金原弘恭(上智大学3年))

2016年8月から9月にかけて、21日間にわたって行われる短期インターン制度が実施されました。今回参加したのは上智大学の学生3名です。インターン生たちはAPICを通して様々な国際機関を訪問しました。


インターン期間中に学生たちが携わったプロジェクトは以下の通り。

8/1 兼子さん インターン開始(~8/29)
8/9 学校法人上智学院 高祖敏明理事長へのインタビュー
8/17 金原さん インターン開始(~9/16)
   ミクロネシア連邦大使館 訪問
8/22 高橋さん インターン開始(~9/9)
8/24 エーオンジャパン株式会社 山本達也社長へのインタビュー
8/25 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 千賀邦夫事務局長へのインタビュー
9/15 マーシャル諸島共和国大使館へのインタビュー
9/16 全インターン修了

夏季休業期間の8月から9月にかけて、およそ3、4週間にわたる短期インターン制度が開始されました。インターン生たちは、様々な立場で国際関係事業に携わる方々へのインタビューを通じ、それぞれの専門分野の視点から今後の国際協力について考察を深めました。


【学校法人上智学院 髙祖理事長へのインタビュー】
2016年夏期 APIC短期インターンシップ

8月9日に、インターン生は学校法人上智学院理事長 高祖敏明氏へのインタビューを行いました。上智大学は2014年にスーパーグローバル大学に選ばれ、今後に期待が集まります。そこで、今回は高祖理事長に、生徒に期待すること、これから上智が目指すもの、さらにAPICとの関係性について尋ねました。

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【エーオンジャパン株式会社グループへのインタビュー】
2016年夏期 APIC短期インターンシップ

8月24日、インターン生3名は主に外資系企業などグローバル企業の保険の仲介役を務める保険関連会社エーオンジャパンを訪問し、エーオンジャパン株式会社の山本達也社長とエーオンベンフィールドジャパン株式会社の谷水克哉社長にインタビューを行いました。様々な質問が飛び交い、インターン生はたくさんのことを学ぶことが出来ました。その中でリスクマネジメントという経営方法に着目し、「リスク」にまつわる伝統的な日本企業の特徴とアメリカ企業の特徴とを比較して、グローバル化が進展する中での革新的な企業経営は何かを考えました。

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【セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 千賀事務局長インタビュー】
2016年夏期 APIC短期インターンシップ

翌日25日には国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに訪問し、事務局長千賀邦夫氏にインタビューを行いました。千賀氏はこれまでILO国際労働機関やアジア開発銀行と、現在国際社会で躍進する様々な現場で重役を歴任されてきました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを始めとする国際NGO団体の日本での立場、海外(主にアメリカ)での立場を比較して、今後どのように開発事業を進めていくのかを、企業との連携などの具体例を含めて教わりました。

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【インターン学生の声】
2016年夏期 APIC短期インターンシップ
<上智大学外国語学部2年生 兼子 美帆>

 髙祖理事長へのインタビューは、自分を成長させる一歩であり、自分に自信をつけさせてくれた仕事でした。インタビューの経験もなく、どのような質問をしようか、上手く記事にまとめられるだろうか、という不安が多くありましたが、インタビューを終え振り返ってみると、インタビューのための下準備や、聞き取った内容のまとめかたなど、社会にでて必要になってくる技術や考え方を自分なりに学び、実践していけたと思います。
 APICでのインターンシップを通して、国際協力の現状について知ることができました。APICは太平洋島嶼国やカリブ海地域との協力を主に推進しており、それらの国と日本の繋がりがどのように現在の交流に活かされているのか、また、国際協力は様々な団体の協力があるからこそ成り立つ、ということを実践の場で見、学びました。
 今回のAPICでのインターンにおいて、多くのことを経験させていただき、さらに社会人としてのマナーなど、大学にいるだけでは学べないことも学べました。このような貴重な機会を与えていただいたAPICの皆様、上智大学関係者の皆様に心から感謝いたします。この経験を将来に活かすため、さらに勉学に励んでいきたいと思います。


2016年夏期 APIC短期インターンシップ
<上智大学総合人間科学部3年生 金原 弘恭>

 エーオンの御二方へのインタビューを通して、私は「リスクマネジメント」の大切さを学びました。リスクを避けるのではなく、徹底的にマネジメントすることで、リスクをチャンスに変えられるのだというお話しが印象に残っております。これは私の生き方にも当てはめられると思います。社長お二方から教えて頂いたことを、残りの学校生活や実社会で実践していきたいと思います。
 またAPICのインターン全体を通してもたくさんの学びや発見がありました。その一つが「仕事をするということ」です。APICの業務では、一人で仕事を抱え込むのではなく、他のインターン生や職員の方々と連携することが求められました。APICのオフィスでは会報共有が盛んにされており、職員の間に固い絆と厚い信頼を感じることが出来ました。そのような環境の中で私は、社会人としてのマナーや、真に「仕事をする」ことを学ぶことが出来ました。
 この三週間のインターンで私は自分の弱点に気づくと同時に、業務を重ねることで、様々なスキルを身に着けることができました。APICで学んだ事を糧に、これからさらに精進していきたいと思います。


2016年夏期 APIC短期インターンシップ
<上智大学法学部2年生 高橋 晴子>

 「国際協力」「国際貢献」の本質とは何か。何をもって「グローバル化」というのだろうか。こうした疑問の解決がインターンの目標だったため、今回千賀氏にインタビューする機会が得られたことは幸運でした。千賀氏は、グローバルな人間そのものを正に体現しています。「外に出ると、通常お会いできないような方々とのネットワークが広がっていく」という言葉通り、私自身も大学の外に出てインターンという職業体験をしたことで、視野も人の輪も確実に広がりました。
 最近よく耳にする「グローバル人材」という言葉を、千賀氏は「異文化社会を対等なものとして意識し理解できる能力を持ち、国際的課題の解決に向けて共に主体的に行動することができる人」と定義しました。主体性を持って貪欲に周囲の世界を知ろうとする姿勢が「グローバル人材」としての成長につながるのであれば、私がこうしてインターンを行なっていることも意義があるはずであると信じています。政府や企業、国際NGO、APICのような財団法人などの様々なアクターが各々役目を担い、より良い世界を築くために関わりを深めている事実を知ったことも、また、大きな収穫でした。

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