島根県海士町でAPIC寄付講座「夢ゼミ」開催
~第1回目講座の講師は山本達也エーオンジャパン(株)代表取締役社長(APIC理事)~

山本講師の講話のポイントは、次のとおり。
1.マレーシアでの小学校生活の経験から始まり、日本の保険会社より現在の世界企業エーオンへ転職したいきさつ。その間、2001年の米国同時多発テロ事件にワールドトレードセンターで遭遇した経験など。
2.グローバル企業エーオンについて。リスクマネジメントについて。
3.世界と日本のトップ・グローバル企業数の1995年と2020年の比較。
4.18歳の意識調査「自分の国が将来良くなると思いますか」。
5.日本の独自性や国民性。他の国との違い。
6.日本人は恥をかくことを恐れる。米国人は思い切り言ってみて、議論して理解する。
7.日本は安全で幸せ過ぎる。だが、とどまっていて良いのか。
《質疑応答》
1.外国人と働くときに、何を大事にしているか。
2.「計算しつくしたリスク」(calculated risk)について。
3.沖永良部島から始まったGo! Blueプロジェクト。
4.英語を話す時に、恥ずかしがらない。
5.自分自身の価値・バリューについて。発想を広げる姿勢。
6.典型的な日本の発想ではない海士町の取組み。
《講座の全文は、次のリンクから(隠岐学習センターのnote)》
APIC寄付講座夢ゼミ_ゲスト:山本達也さん【前編】
APIC寄付講座夢ゼミ_ゲスト:山本達也さん【後編】
今回のAPIC寄付講座の開設は、昨年10月島根県海士町と締結した連携協定で謳われている「APICは海士町の進める『地元を愛する人づくりアカデミー』構想の推進に、(略)貢献する」事業の一環として行われたものです。海士町の青年が、海外経験の豊かな講師から直接体験談を聴き、対話を行うことで、国際化や国際協力について理解を深めて貰いたいと企画したものです。新型コロナウイルスの感染対策から、参加者はごく絞った形で行われましたが、講座では活発な意見交換が行われ、中身の濃い内容となりました。
今回の講座では、海士町役場で隠岐島前教育魅力化プロジェクトを担当している大野佳祐さんが司会進行を務め、APICから佐藤昭治・常務理事(上智大学客員教授)、海士町側から濱中香理・人づくり特命課長が参加して、議論に加わりました。
第2回目の本件講座は、明2021年1月22日、上智大学大学院地球環境学研究科あん・まくどなるど教授を講師に迎えて実施する予定です。

(講師の山本達也エーオンジャパン(株)代表取締役社長)
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