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ジャマイカ外務・貿易省二国間関係局次長招待計画


ジャマイカ外務・貿易省二国間関係局次長招待計画
(福島県農業総合センターにて。デイビス次長(右から3番目))

2019年11月17日から23日にかけて、ジャマイカのカート・デイビス(Kurt Oliver Davis)外務・貿易省二国間関係局次長を招待しました。今回の訪日においては、主に震災復興の取り組みや、防災対策などについて関心があるということで福島訪問を中心にプログラムを組みました。

プログラムの初めに外務省を訪問し、日本の対カリブ政策、SDGsへの取り組み、カリブ地域への国際協力の取り組みなどについて理解を深めました。復興庁では、組織(時限立法でできている組織であること)、被災状況(過去の災害と比較しても津波での死亡者の割合が高いこと)、復興の進捗状況(原発関連を除いて復興は進んでいること、放射能レベルは減少していること)について話がありました。五輪関係では、福島や宮城が開催地となっている競技もあることについて説明がありました。デイビス次長は住居を失った方々の支援、住民の移動規制などに関する質問やハイチ大地震やジャマイカの過去の大地震との比較についての言及など活発に意見交換を行いました。

上智大学では、大学院で学ぶ現役の学生(地球環境学研究科あん・まくどなるど研究室在籍)と意見交換会を行いました。まくどなるど教授及び10名の学生と、ジャマイカにおける経済開発と自然保護のバランスや、島嶼国が国としてSDGs達成のために動くとき、政治面ではどのような動きがあるのかなど、質問が多く寄せられ、活発に意見交換が行われました。

ジャマイカ外務・貿易省二国間関係局次長招待計画
(上智大学大学院生との意見交換会にて)

福島では、最初に郡山市の農産物直売所「愛情館」を訪れ、実際に現地で採れた食材が売られているところを視察しました。日本ならではの野菜や果物などを試食しながら楽しみました。次に、農業に関する技術研究や人材育成を行っている福島県農業総合センター(郡山市)を訪問し、放射線量のモニタリングチェックの様子などを実際に見ながら、県庁の農林水産部の方から説明を受けました。その後、りんごを栽培しているABE果樹園(福島市)を訪問し、収穫期だったこともあり、実際に自分でりんご収穫して食べる体験をしました。

ジャマイカ外務・貿易省二国間関係局次長招待計画
(ABE果樹園でりんごを収穫)

最後に福島県庁を訪れ、危機管理センターを訪問し、災害が起きた際に使用されるモニターつきの会議室や仮眠室などを見学しながらブリーフィングを受け、災害対応について学びました。

最終日には、日光東照宮を訪問し、日本の歴史文化だけでなく、五重塔の建築技法が東京スカイツリーにも応用されていることなども学びながら日本の技術水準の高さについて理解を深めました。
同日夕方、APIC佐藤嘉恭理事長主催の歓迎夕食会を東京倶楽部にて開催しました。アリコック駐日ジャマイカ大使、高瀬康夫 元駐ジャマイカ日本国大使、外務省、復興庁関係者のほか、APICが過去に実施した招待計画がきっかけとなり、現在、日本の大学院で学んでいる留学生なども出席し、親交を深めました。

ジャマイカ外務・貿易省二国間関係局次長招待計画
(APIC主催歓迎夕食会にて)

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