上智大学にて Island Sustainability Symposium 開催

本シンポジウムは、「災害耐性およびリスク管理」と「生物文化的多様性の利用と保全、陸地生態系ベースの管理」の二つの柱を基礎に多様な視点を共有することを目的としています。本シンポジウムの開会挨拶では、上智大学からは大塚寿郎副学長、APICからは佐藤昭治常務理事、ハベリアナ大学からはDr. Luis Miguel Renjifo 副学長が務め、初めに、同年10月に設立された Sophia University Island Sustainability Unit (SISU)のリーダーでもある上智大学地球環境学研究科のあん・まくどなるど教授から説明がありました。
今回のシンポジウムは4つのパネルで構成されており、パネル1では上智大学地球環境学研究科の黄光偉教授がモデレーターを務め、同研究科の鈴木政史教授、ハベリアナ大学Lilia Roa Fuentes 教授、榎本雅仁氏(農水省OB)をパネラーに迎え、さくらサイエンスプロジェクトの現場である宮城県大崎市の蕪栗沼・周辺湿地からの気づきについて話し、島の持続性に関する4Rについて議論しました。
パネル2では上智大学大学院地球環境学研究科の織朱實教授がモデレーターを務め、ハベリアナ大学 Juan Ricard Gomez 教授、坂口法明 JICA国際協力専門員、奥田直久 環境省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官をパネラーに迎え、大島(東京都)からの気づきについて話し、島の生物文化的多様性の保全と利用について議論しました。
パネル3ではあん・まくどなるど教授がモデレーターを務め、ハベリアナ大学 Pablo Ramos Baron 教授、海女の早瀬千春氏、Jackie Steele 東京大学研究員を迎え、持続的な資源管理のため不可欠なものとしてのジェンダーと生物文化的多様性について議論しました。
パネル4では上智大学及びハベリアナ大学の大学院生らが登壇し、島の持続性について議論を交わし、会場の参加者らと活発に質疑応答を行いました。
最後に、ハベリアナ大学の Maria Adelaida Farah Quijano 学部長と上智大学の黄光偉教授が閉会挨拶を務めシンポジウムは終了しました。
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