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上智大学「ミクロネシア・エクスポージャーツアー」

上智大学「ミクロネシア・エクスポージャーツアー」

上智大学及び上智大学短期大学部は、2017年9月10日から17日にかけて、実践型プログラム「ミクロネシア・エクスポージャーツアー」を実施しました。今回は大学から12名、大学院から1名、短期大学部から3名、合計16名の学生が参加しました。

上智大学「ミクロネシア・エクスポージャーツアー」
(エマニュエル・モリ前ミクロネシア連邦大統領による講義の様子)
上智大学及び上智短期大学部は、国立ミクロネシア大学(COM-FSM)との間で結ばれた協力協定に基づき、2015年より毎年9月にミクロネシア異文化体験ツアーを実施してきましたが、2017年度より上智大学の正式科目「ミクロネシア・エクスポージャーツアー」として単位化されました。上智大学の学生は、本ツアーに参加して所定の成績を修めることで全学共通科目として2単位が付与されます。

本ツアーは、APICの佐藤昭治常務理事(上智大学グローバル教育センター客員教授)が担当教員として引率し、学生はCOM-FSMの学生寮に滞在しながら、現地の有識者による特別講義を受けた他、ミクロネシアのユネスコ世界文化遺産ナンマトル遺跡やミクロネシア連邦議会を訪れるなど、ミクロネシアの歴史・文化・社会を肌で感じる体験学習をしました。

現地講義では、エマニュエル・モリ前ミクロネシア連邦大統領や堀江良一在ミクロネシア日本国大使らを講師に招き、ミクロネシアの歴史・文化や日本との関係について学びました。また、ミクロネシアのユネスコ世界文化遺産ナンマトル遺跡については、ミクロネシア連邦政府歴史保存局のアガスティン・コーラー氏による講義を受けた後、現地のガイドによる引率で遺跡の見学を行い、ナンマトル遺跡の偉大さや不思議さを間近で体験するとともに、貴重な遺跡を保存していくことの重要性について理解を深めました。

現地での体験学習の最後に、学生たちは2泊のホームステイ体験をしました。それぞれのステイ先で、シュノーケリング体験や魚釣り、島中の親戚が集まっての夕食会などを通し、学生たちはミクロネシアの文化や伝統の他、人々の温かい優しさに触れることができました。

上智大学「ミクロネシア・エクスポージャーツアー」
(ホームステイ中の様子)
帰国後、学生たちはレポート作成及び事後報告会を行いましたが、今後ミクロネシアのために自分ができることをしていきたい、と述べる学生が多くいました。本ツアーは、ミクロネシアと日本の今後の友好関係の増進という観点でも、非常に意義あるものなりました。

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