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西インド諸島大学ケイブヒル校学長招聘計画

西インド諸島大学ケイブヒル校学長招聘計画

(ブリーフィング中のAPIC荒木理事(左)とバリトー学長(右))

2017年6月10日から18日にかけて、西インド諸島大学のバイオレット・ユーディーン・バリトー(Violet Eudine Barriteau)ケイブヒル校学長が来日されました。同学長は3日間にわたる東京視察のほか、長崎、広島、京都を訪問されました。


6月12日には、APIC荒木理事によるブリーフィングの後、APICと連携協定(MoU)を結んでいる津田塾大学を訪問し、髙橋裕子学長と面会されました。


西インド諸島大学ケイブヒル校学長招聘計画
(津田塾大学 津田梅子資料室にて資料をご覧になるバリトー学長と津田塾大学髙橋学長)

6月13日には、上智大学を訪問され、地球環境学研究科のあん・まくどなるど教授と面会されたのち、上智学院 髙祖敏明理事長、上智大学 曄道佳明学長と懇談されました。西インド諸島大学と上智大学は、2015年に連携協定(MoU)を締結しており、「カリブ環境セミナー」など、本MoUに基づくプログラムをすでに複数実施しています。


西インド諸島大学ケイブヒル校学長招聘計画
(左から:上智学院髙祖理事長、バリトー学長、上智大学曄道学長)

また、「太平洋・カリブ学生招待計画」で2015年1月に来日したシェキーラ・トンプソン(Shekira Thompson)さんが現在、上智大学大学院に留学するため訪日中とのことでしたので、上智大学にて面会の機会が設けられました。


シェキーラさんは、西インド諸島大学ケイブヒルキャンパス出身です。「日本に来る前は卒業後の進路が決まっていませんでしたが、日本訪問後は大学院で勉強するというはっきりした目標を持つようになりました」と話すシェキーラさんに、バリトー学長は「学生招待計画」が与えた影響について強い関心を示されました。


西インド諸島大学ケイブヒル校学長招聘計画
(シェキーラさんと懇談されるバリトー学長)

同日、東京倶楽部にてAPIC主催の夕食会が開催されました。


西インド諸島大学ケイブヒル校学長招聘計画
(夕食会でお話しされるバリトー学長)

夕食会では、APIC佐藤嘉恭理事長によるバリトー学長のご紹介があったのち、上智大学 曄道学長より乾杯のご発声がありました。その後、津田塾大学 髙橋学長に続いてバリトー学長よりご挨拶をいただき、皆さま夕食会に参加された方々とのご懇談をそれぞれ楽しんでいらっしゃいました。
このプログラムが、日本とカリブ地域の友好関係をより一層深める機会になることと共に、「学生招待計画」をはじめとする様々な人材育成事業の更なる発展につながることを願います。


東京での日程を終えると、バリトー学長は長崎、広島、京都への地方視察に赴かれました。


西インド諸島大学ケイブヒル校学長招聘計画
(長崎にて日本二十六聖人記念館の記念碑の前で)

地方視察初日の6月14日には長崎を訪問され、日本におけるキリスト教弾圧の歴史や原子爆弾の被害について興味深く見学されていました。特に原爆については、被害を目の当たりにしたのが初めてだったとのことで、大変衝撃を受けられながらも、原爆資料館に展示してある資料の1つ1つを注意深く見学されていました。


次の日には、広島へ移動し、広島でも原爆の被害を中心に見学されました。平和公園や原爆ドームの説明を聞きながら散策された後、原爆資料館で広島原爆の被害についても学ばれました。その後、ホテルにて被爆体験継承者の方から被爆体験の講話を受けました。悲惨な被爆体験に涙される場面もあり、講話終了後には質問もされるなど、原爆に強い関心をお持ちのようでした。


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(広島にて被爆体験講話を受けるバリトー学長)

6月16日と17日は京都を訪問されました。京都訪問初日の16日には、京都大学にて同大学教授の落合恵美子教授と意見交換をされました。バリトー学長と落合教授は研究分野が近いということで、非常に充実した時間になったようです。最後には、ご自身が執筆された本を双方が贈呈しあうなど、終始和やかな雰囲気で対談は行われました。


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(京都大学にて対談をする(左)落合教授と(右)バリトー学長)

その後、着物着つけ体験や茶道のお点前体験など、体験型の京都観光を楽しまれていました。


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(着物着つけ体験をされるバリトー学長)

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(茶道のお点前を経験されるバリトー学長)

最終日の17日は、金閣寺や二条城など、主たる観光名所を訪問され、日本の歴史や文化を感じていただけたと思います。短い日本滞在の中での地方視察となりましたが、東京だけでない日本各地の歴史や文化、風土を知っていただくいい機会になったと思います。

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