ザビエル高校及び上智大学との連携協定(改定)の署名式を実施
(左から曄道上智大学長、ザビエル高校理事長デニス・ベイカー神父、佐藤APIC理事長)
上智大学は、2014年にザビエル高校を海外指定校とする旨の連携協定(MoU)を締結して以来、毎年1人ずつザビエル高校の卒業生を留学生として受け入れてきました。 APICはザビエル留学生奨学金事業を立ち上げ、留学生の渡航費や生活費等を支援してきました。
2017年5月現在で3人の留学生が上智大学で学んでいますが、同年9月には2人のザビエル高校卒業生が上智大学に入学することになっており、 改定した連携協定(MoU)で謳われている通り、ミクロネシア地域と上智大学の関係は一層深まることとなります。
(挨拶をするベイカー神父)
署名式のために来日したザビエル高校理事長デニス・ベイカー神父は挨拶の中で、上智大学とAPICに対する感謝を述べるとともに「上智大学で学んだザビエル留学生達が将来どんな大人になるのか、考えるのがとても楽しい」と述べました。 また、ベイカー神父と供に来日した越智直樹イエズス会士(上智大学神学部出身。イエズス会の修練のためザビエル高校にて聖書学等を教える)は、9月に上智大学に入学する予定の2人の生徒について話したうえで、 「彼らが自分と同じように上智大学を母校と呼ぶことになるのが嬉しい」と述べました。
(夕食会の様子)
APIC佐藤理事長主催の夕食会は、同日夕刻に東京倶楽部にて開催され、ザビエル留学生3人の他、奨学金制度の支援者の方など多数の出席があり、終始和やかな雰囲気でした。 ベイカー神父は挨拶の中で、支援者の方への感謝を述べたうえで「教育こそがこの世界を良くすることができる」と留学制度の重要性を強調しました。
(現在上智大学で学ぶザビエル留学生)
現在APICでは、ザビエル留学生奨学金の他にも学生の派遣や受入に関わるプロジェクトを複数計画しています。 教育を通じてミクロネシア地域のさらなる発展に寄与できるよう、事業を進めて参ります。
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